フォーラム活動
令和元年度フォーラム活動
令和元年度フォーラム(第33期)は、令和2年3月6日(金)に活動成果報告会を行い、活動を終結いたしました。
皆様のご支援・ご協力をいただき、ありがとうございました。
(最優秀賞チームの報告内容は、電気通信2020年6月号に掲載)
令和元年度フォーラムテーマ
チーム名 |
テーマ |
人数 |
A |
子供たちの思考力や創造性を高めるICT/ロボット/AI教育などの提言 |
9 |
B |
ヒューマンエラーの撲滅に向けた5GやIoT等ICT活用の提言 |
8 |
C |
ワイヤレス電力伝送の現状と展望、通信産業へのインパクトについて |
8 |
D1 |
5Gの利活用で変わる防災・減災の未来像(大阪) |
5 |
D2 |
5Gの利活用で変わる防災・減災の未来像 |
7 |
D3 |
5Gの利活用で変わる防災・減災の未来像 |
7 |
E |
進化・多様化するWi-FiやLPWAなど無線アクセスの適用と展望について |
6 |
F |
実社会と仮想空間をつなぐ触覚通信の工事等作業への応用の可能性と課題 |
9 |
G |
企業間共創におけるSociety5.0への貢献 |
8 |
H |
ホームICTによる医療・福祉・介護などの社会課題解決への提言 |
10 |
I |
MaaSおよびドローン物流等による物流業界の変革の可能性とICT産業の在り方 |
9 |
J |
スポーツを核とする産業エコシステムの構築とICTの役割について |
6 |
<スケジュール>
発足会:令和元年5月23日(木)一橋大学一橋講堂 中会議室
代表幹事会(第1回):令和元年7月26日(金) 電気通信協会 大会議室
代表幹事会(第2回):令和元年11月27日(水) 電気通信協会 大会議室
活動成果報告会:令和2年3月6日(金)経団連会館 国際会議場
<発足会模様>
14:30より発足会が行われました。最初に会長の和才よりフォーラム参加者へ、「メンバー同士議論し自らの見識を高めることが目的」、「結論を出すよりも、その過程で何を学び、どう乗り切っていくか、そのプロセスが大事」との温かなメッセージが送られました。
15:30より12チームそれぞれに分かれ、代表幹事と幹事の選出をいたしました。
<活動成果報告会模様>
令和元年度フォーラム活動成果報告会は、フォーラム12チーム、メンバー85名が出席(欠席7名)し、当協会、祖父江専務理事の挨拶に始まり、各チーム約20分の発表が行われました。(今年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の情勢等を鑑み、メンバーのみで実施。)
報告会終了後、表彰式を開催し、当協会、祖父江専務理事より優秀チームへの表彰を行いました。
表彰チームの選考は、関係諸団体の評定委員により厳正に行われ、最優秀賞(前田賞)1チーム、優秀賞2チーム、特別賞3チーム、健闘賞6チームに授与されました。
<評定結果>
最優秀賞(前田賞):Iチーム
テーマ:MaaSおよびドローン物流等による物流業界の変革の可能性とICT産業の在り方
<Iチーム代表幹事からの感想>
今回「物流」という普段接する事のないテーマに取り組みました。
メンバーの誰もが知識を醸成するステータスから始まり、議論のための集まりもただの勉強会
となり、議論が中々進まない状況が続きました。その中で我々にブレイクスルーが起きたのは企
業訪問による各企業様からの知見でした。
事前にメンバー内で考えた仮説に基づき、企業様からのコメントを頂く事で研究テーマのより
一層の深堀が出来たと感じます。
この場をお借りして感謝を申し上げると共に、本活動で得られた知見を更なる社会の発展に貢
献できるよう努めたいと思います。
優秀賞:D2チーム、Aチーム(発表順)
特別賞:Jチーム、Hチーム、D1チーム(発表順)
※最優秀賞チームの報告内容は、電気通信2020年6月号に掲載
<各チームの代表幹事からの感想>(一部チーム抜粋)
近年注目度が増してきているスポーツビジネスを、単体ではなく産業エコシステム全体やICTとの関わりの中で捉える難しいテーマに取り組みました。初めは手探りでしたが、議論を進める中でスコープを地域社会の課題解決に絞り、多くの事例から成功に結びつく要素を抽出して複合的な成功モデルを提示することができ、非常に充実した活動にできたと考えております。
社会という大きな視点で課題解決の在り方を考え、バックグラウンドの異なるメンバからなるチームで1つの成果を出したこの経験を、今後に活かしていきたいと思います。
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「5Gを活用した防災・減災の未来像」というテーマに対して、大阪エリア在勤者によるチーム編成である特徴を生かし、大阪万博や南海トラフ巨大地震といった、大阪に関連するテーマ設定を行ったことで、地域への貢献を視野に入れた提言ができたと考えます。また、5名という比較的小規模なチームでしたが、多様な経歴とスキルを持ったメンバーとの密なチームワークによって、満足する報告と発表が出来たと考えます。
本フォーラムを通じて得られた、メンバーとの人脈や知見、経験を今後のビジネスに活かしていきます。
※代表幹事からの感想は、電気通信2020年5月号に掲載予定